むし歯の治療については、症状が強く治療の緊急性が高い場合には症状をなくすための治療を優先させます。
しかし、緊急性が低い場合でお子さんが治療に対して拒否が強い時には、いきなり無理な治療を行うことは避けて、まずはむし歯の進行を抑制する薬の塗布やセメントをつめるなどの処置を短時間で行います。
そのような簡単で痛みのない治療を繰り返すうちに、しだいに治療に慣れ、無理なく通常の治療が受けられるようになる場合が多いです。
あわせて、むし歯ができてしまった原因を考え「できてしまったむし歯を進行させない、新しいむし歯を作らない」ためにお口の環境を改善することが重要となります。
小児期の矯正治療では、放置することで悪化させる要因を早期に取り除いたり、将来の健全な歯並び・かみ合わせにとって有効と考えられる治療を行います。
小児の場合には、まだ不正がひどくなっていないことが多く、成人の矯正治療に比べ負担の少ない治療内容で済む場合が多くあります。
また、当院で行う小児矯正治療では、できるだけお子さんの負担が少ないように、治療期間の多くを取り外し式の装置や単純で違和感の少ない外から見えにくい装置を使用しています。
なお、治療開始時期・内容・費用に関しては、お子さん一人ひとり状態が異なるため、まずはレントゲン等の資料を採得させて頂き、そこから問題点を確認し治療方針を考えます。
その上で本人・保護者にご説明・ご相談の上治療を開始するかどうかを決めます。
(インビザラインを使用しない場合の治療費)
(インビザラインを使用する場合の治療費)
※矯正治療費は治療範囲・内容によって異なります。
※上記料金には消費税が含まれております。
取り外し可能な装置で、歯列の拡大や単純な歯の移動等に使用します。
歯列の内側に取り付けて歯をコントロールするため外からは目立たない装置です。
主に永久歯にはえかわってからの矯正治療に用います。
取り付ける装置やワイヤーには銀色のものと審美的な白いものがあります。
透明なマウスピースを1~2週間ごとに交換していくことで治療が進んでいきます。
1日約20時間の装着が必要ですが、装置が透明で目立たないことや取り外しが可能なため歯磨きが充分にできる等のメリットが多くあります。
主に永久歯列期に用いますが、乳歯と永久歯が混在した時期に可撤式矯正装置や3D装置等で咬合誘導を行った後の仕上げの矯正装置としても使用されます。
※症状に応じてその他の装置も併用して治療を行います。